また少し過去作の整理をしようと思う。
まずはこちら。
「起こすにしても、もっと優しいやり方があるやろ」
と思いつつも、初めて見た時は爆笑してしまった。
今は髪をひっぱりこそしなくなったものの、遊んでほしい時に横になろうとすると背中を押して起こしてくる。
本当に疲れている時にやられると、これがなかなかにしんどいのだが、主張ができるのはいいことだと思う。
起きている時には小生意気に映ることもある息子。
しかし寝ているときはひたすらに可愛い。
変態以外の何者でもない話なのだが、私は息子の首すじのあたりの匂いが好きで、よく吸っている。
特に寝起きは濃厚で、いつまで吸っていても飽きな(自主規制
視点が高くなるのが楽しいのか、この頃の息子は特にだっこが大好きであった。
朝スーツを着て、いざ仕事場にいかんとするタイミングに限ってだっこをせがんてくる。
少しやっかいではあったものの、パパと離れるのが寂しいのかと思うとキュンとしたものであった(ただ単にだっこが楽しかっただけの可能性大。
満を持して買ったファーストシューズ。
初めての外歩きは苦戦するかと思ったものの、上手にやってのけた。
よたよたと歩きながらも、目をキラキラと輝かせる息子を見て、軽く目が潤んだのを覚えている。
思い出がつまったファーストシューズは、もう履けなくなってしまったものの、捨てることが出来ず、大切に保管している。
保管する前に、クリーニング屋さんにて綺麗にしてもらったのだが、小さな靴を見た店員の女性が「私も息子のファーストシューズは今でも持っている。宝物よね」と声をかけてくれた。
息子が生まれてまだ2年も経っていない。
この調子ではそのうち、我が家は宝物で埋まってしまいそうである。