パパ頭の日々のつぶやき

妻子との何気ない日常を漫画にしてます!

専門家

妻には写真を撮る趣味がある。
カメラやレンズに対しては、それなりにこだわりたい気持ちもあるだろう。
一方の私は無知であり、写真を見せられても、その良し悪しというのが正直よくわからない。
ある日、妻がレンズを欲しがった。
しかし値段を見てみると、これがなかなかに高い。
私は思わず、本当にそんなに良いものなのか、疑ってしまった。
結局購入はしたものの、気まずい雰囲気となってしまい、楽しみにしていたであろう妻には可哀想なことをしてしまった…

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帰ってきてから反省した。
妻は理由もなく物を欲しがる人ではない。
ことの原因は、ものの価値にではなく、私の無理解にこそある。
理解のない人にとっては、旦那が部屋に飾っているフィギュアも、イベントで薄い本に何千円も払うのも、無駄に感じるかもしれない。
しかしいずれも当人からすれば価値あるものである。
わからない人に、価値を判断することはできない。

私は決めた。
「写真を始めてみよう」
私は妻の専門家だ。
誰よりも近くで誰よりも長く、妻を支え続けていく事を許された唯一の存在、いわば妻業界の第一人者、それが私なのだ。

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「わからなくとも認めてくれるだけで十分」
と妻は言うかもしれない。
しかし今後例えばレンズを買う時のことを想像してみた時に
「よくわからないけど、これ良いやつなんだね?じゃあ買おうか」
となるより
「いいよねこれ!私も気になってたんだ!」
となった方が楽しい気がする。
何なら買うまでの過程も、いや買った後のことも含めて、一緒に楽しめたら最高じゃないかと思うのだ。
とはいえ
「これは私のテリトリーだからそっとしておいて欲しい」
ということもあるかもしれない。
配慮を忘れずに、邪魔にならない範囲でやってみようと思う。

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というわけで、最近写真をちまちま撮っている。
せっかくだからと思い、インスタも始めてみた。
「姿を撮らずに生活感を撮る」を目標に頑張っていくつもりである。
下手っぴかつ意図不明な写真ばかりとなってしまうかもしれないが、物好きな方は「パパ頭」でユーザーを探してみてください。