パパ頭の日々のつぶやき

妻子との何気ない日常を漫画にしてます!

1歳7ヶ月から8ヶ月の頃

過去作整理回!
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マンガにも描いた通り、私はすぐに祈ってしまう。
以前からそうであったが、子供が生まれてからというもの、その傾向はさらに深まった気がする。
というのも、自分にはどうしようもないところに、とても大きなものが掛かっているように思えてならないからである。
妻子のおかげで、私は今とても穏やかに暮らせているが、息子が無事に生まれてきてくれたことや、そもそも妻との出会いは、努力によって為されたことばかりではない。
言うなれば偶然に大きく左右されるのであって、その結果としての良き未来を望むのであれば、どうしても手を合わせたくなってしまう。
子供に関する悲惨なニュースを見かける度に、その気持ちは強まる。
どうか…どうか健やかな人生を送ってほしい…!
懇願するような気持ちだ。
しかしそれでも尚、妻の言うことは正しい。
祈るほどに強い気持ちがあるならば、何か行動を起こすべきだ。
例えそれが結果に繋がることはなかったとしても、行動した分だけの結果は得られるだろう。
悲惨なニュースを見て祈っている暇があったら、例えば交通事故を減らすために必要な、具体的な手立ての1つでも考えてみたらどうだ?
それもやらずに祈る。
白状しなよ…
お前は誰のために祈ってるんだ?

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初めてこれを強く感じたのは、当時まだ結婚していなかった彼女へのクリスマスプレゼントを考えていた時。
何店舗もハシゴして、半日近くをかけて、たった1つの指輪を選んだ。
プレゼントする日までの間、綺麗に包装してもらった箱は私の机の上に置かれていたのだが、それを眺めては温かい気持ちになったことを覚えている。

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成長し、表現の幅が広がってくると、子供ながら色々考えている様子が見て取れるようになり、それがたまらなく愛しい。
文章にしてしまうと、そうは言っても落ち着いているように受け取られるかもしれないが、その愛しさたるや、時々発作のように溢れ出し、若干呼吸がしづらくなる程である。
(え?ちょっと待って、本当に可愛いじゃん!)
と思わず体をぎゅーっと抱きしめたりするのだが、やればやるほど感情が高ぶり、あんまりひどい時には軽く頭痛を起こす始末。
その間ずっと息子は迷惑そうにしているのだが、最近では本当に不快な時があるようで
「パパー!」
と叫びながら私を押しのけ、くっついてた部分を手で払うまでになった。
でもそれすら可愛いのである(末期)。